札幌市医師連盟のホームページをご覧いただきありがとうございます。
札幌市医師連盟は、市民の保健・医療・福祉の向上のため政治活動を行う団体として設立されました。
札幌市医師会とともに、市民の健康を守る車の両輪として、積極的に活動いたしたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
聖域なき構造改革が行われた結果、医療制度改革と医療費の伸び率抑制、さらに医師不足と偏在などにより日本の医療は崩壊の危機に直面しております。
日本の医療を守るために、今ほど政治の力が必要なときはございません。
今、我々が国に求めて行きたいのは、医療費自己負担増加による受診抑制解消のために、外来医療費の最高自己負担率を3割から2割に引き下げ、低所得者は1割とする。また、長寿医療制度については、個人の自己負担は保険料と窓口負担を合わせて1割、公費を9割とするなど一部負担の割合を軽減する、もしくは、制度そのものを大きく変えるよう国に提唱することで積極的な活動を行って参ります。
しかし、医療に関するあらゆる法律などは政治の場で決まります。国民の理解を得ることは大切で必要なことですが、実際には、私たちが今求めているものを決めるのは国会の場で国会議員の方々であります。
世界に誇れる日本の医療保険制度、国民皆保険制度を守るためには、市民の理解と協力を得ることが重要であり、我々の主張に耳を傾けてくれる政治家の存在が必要不可欠であります。
私ども札幌市医師連盟は、市民の生命と健康を守るため、将来を見据えた政治活動を続けて参りますので、連盟員の皆様におかれましては、日常の診療の中で日本の医療を守ることの大切さを語りかけていただきたく、
また、このホームページをご覧の市民の皆様におかれましては、私どもの活動について、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

札幌市医師連盟委員長 今 眞人